電気代やガス代などが高騰して、冬の時期の暖房費が苦しい季節になってきましたね。。
ガンガンに暖房をつけて、ポカポカのお部屋でアイスを食べたいものですが、なかなかそうはいきません。
できるだけ「安く」「暖かく」を実現する効率の良い暖房の方法はあるのでしょうか。
そこで、このページでは様々な暖房の方法を独断と偏見で点数をつけていく「暖房最強選手権」を開催したいと思います。
「暖かさ(快適性)」「暖房広さ」「ランニングコスト(暖房費)」「安全性」「手軽さ」「機器本体の価格」「その他」をそれぞれ5段階評価していきたいと思います。
合計点の最も高かった暖房方法が、今回の「最強」としたいと思います。
↓ぬくぬくと家で引きこもる寒い冬はAmazonで日用品を調達しましょう。。。
(ごめんなさい宣伝です)
(でも寒い冬は買い出しに出かけるもダルくなるよね。。。)
今回エントリーする暖房方法
それでは暖房最強選手権にエントリーする選手をご紹介していきます。
- こたつ
- 電気ヒーター
- 床暖房
- 蓄熱式暖房
- 石油ストーブ(開放型)
- 石油ストーブ(密閉型)
- エアコン
- パネルヒーター、オイルヒーター
以上8選手を評価していきます!
評価項目
- 暖かさ(快適性):どれぐらい部屋が暖まるか(乾燥や気流感なども評価対象に含みます)
- 暖房広さ:どのくらいの空間を暖房できるか
- ランニングコスト(暖房費):暖房を使用した時のガス代・電気代など、部屋を暖めるのにどれくらいお金がかかるか
- 安全性:火事の危険性やガスによる中毒などの危険性の有無
- 手軽さ:暖房を簡単に使えるか、めんどくさくないか
- 機器本体の価格:その暖房器具を買うのにどれぐらいのお金がかかるのか
- その他:他に評価すべきポイントがある場合は加点(特に無い場合は0とする)
ランキング発表!!
8位 石油ストーブ(密閉型)
7位 石油ストーブ(開放型)
6位 こたつ
4位 蓄熱式暖房
4位 電気ヒーター
3位 床暖房
2位 オイルヒーター
1位 エアコン
さあ、ランキングの詳細は下で説明していきます!
1位 エアコン
さあ、1位は寒冷地でも暖房としての地位を確立しつつある「エアコン」です。
評価は次のようになっています!
暖房能力は申し分ないものを持っているエアコンですが、空気が乾燥しやすいという特徴をもっているので、暖かさの評価は4としました。
近年では、寒冷地対応や省エネ性能の高いエアコンが次々と登場しているので、どんな気候でも対応できる超絶優等生です。
しかし、どうしても性能が高いモデルほど高価になるので本体価格だけがネックです。。
「その他」の評価項目では、部屋全体を素早く暖められるということで加点しました。
2位 オイルヒーター
2位は、あまりメジャーではないかもしれませんが結構優秀な「オイルヒーター」です。
評価は次のようになっています!
輻射熱で室内を暖めるので、エアコンのような不快な風が発生しません。
静かにじんわりと暖かさを感じることができます。
写真のようにキャスターがついていて、自由に移動できるタイプのものが多いので非常に便利(「その他」の項目で加点)です。
しかし、急に部屋を暖めることには向いておらず、寒冷地ではパワー不足になる可能性もあるので、エアコンなどの他の暖房機器と併用すると完璧です。
また、オイルヒーター表面は高温になっていることが多いので、小さな子どもがいるご家庭では注意が必要です。
3位 床暖房
3位は、一度体感したらその気持ちよさから抜け出せない「床暖房」です。
評価は次のようになっています!
足下から体を暖めてくれる床暖房は快適性はやはり桁違いです。
足下がひんやりしていないというだけで、温度計が表示する室温以上に温かいと感じることができます。
ヒートポンプ式のものや、給湯用の温水を使用するものも出ているので、電気代は昔に比べるとかからなくなってきています。
ヨーロッパの方では、温暖化対策の規制が厳しくなっていることから急速に普及しています。
三菱電機、パナソニック、ダイキンといった日本のメーカーも海外に積極的に進出している分野なので、性能はかなり高いです。
しかし、既存の住宅に床暖房を後付けをすることはほぼ不可能なので、住宅を建てる際に工事してもらう必要があります。
また広さなどにもよりますが、床暖房の機械本体の価格も60万円ほど必要になってきます。。
お財布がOKと言ってくれればぜひ利用したいですね!
4位 電気ヒーター
4位は、どこでもポカポカにできる「電気ヒーター」です。
評価は次のようになっています!
電気ヒーターにはいくつか種類がありますが、どれも部屋全体を暖房するというものではありません。
狭い空間や、人がいる場所だけをピンポイントで暖めるための暖房機器です。
そのため、「リビングにこれを1台だけ置いて、、」と言うわけにはいきませんが、トイレやお風呂では「ヒートショック」による死亡事故の発生のリスクが高くなっているので、これらの空間で使うと効果的です。
「ヒートショック」については、↓こちらの記事で詳しく解説しています!ぜひ読んでみて下さい!
また、電源を入れるとすぐに暖かくなるので非常に便利です。
しかし、布団や毛布、タオルなどが掛かってしまったり、ヒーターが点灯すると火事や事故の原因となることもあるので、寝るときや人がいない空間ではあまりおすすめできません。
最近のモデルの多くは転倒時に自動で電源を切ってくれるものが多いですが、利用には注意が必要です。
4位(同率) 蓄熱式暖房
同率4位で、最近はあまりお目にかかる機会のない「蓄熱式暖房」です。
評価は次のようになっています!
寒冷地対応のエアコンが普及する前の寒冷地のオール電化住宅で多く見られたタイプです。
蓄熱式暖房は、「夜間の電気料金が安くなる」など時間帯によって電気料金が変動する料金プランに加入している場合に力を発揮します。
夜間などの電気料金の安い時間帯に本体内部のレンガや石に熱を蓄えます。
そして電気料金の高い時間帯にその蓄えた熱を放出することで部屋を暖めます。
機器本体に熱を蓄えているので、常に部屋がじんわり暖まります。
家に帰ったときにほんわか暖かいので快適です。
ヒートポンプで暖房するエアコンと違い、蓄熱式暖房は極端に言うと「少し電気代の安い大型の電気ストーブ」なので、電気代はエアコンよりかかってしまいます。
今からオール電化にするなら100%エアコンを選択するべきです!
6位 こたつ
6位は、日本人の心強い冬の見方「こたつ」です。
評価は次のようになっています!
みんな大好きこたつです!!
こたつは最高です。
「暖かさ」「暖房広さ」の項目が1になっていますが、今回は部屋全体を暖房することを想定しているので、テーブルの下の空間のみを暖めるこたつの評価は低くなってしまっています。
しかし皆さんご存じの通り、こたつの気持ちよさは異常です。
他の暖房機器と併用して暖房すると完璧ですね。
7位 石油ストーブ(開放型)
7位は、どこでも使えて結構あたたかい「石油ストーブ(開放型)」です。
評価は次のようになっています!
灯油を赤いあのポンプで入れて使うやつですね。
(個人的にはおばあちゃんの家におく置いてあるイメージがあります。)
手軽にどこでも使えるので便利な暖房機器ではありますが、安全性はあまり高くありません。
灯油を使用するという点だけでなく、一酸化炭素中毒対策のために定期的な換気が必要になるので注意が必要になります。
せっかく部屋を暖めたのに換気をして寒くなるので、う~んという感じです。
空気が定期的に入れ替わるような場所(人が多く出入りする事務所?半屋外空間?)では便利かもしれません。
8位 石油ストーブ(密閉型)
今回のランキング最下位は、少し古めの寒冷地の家にあるイメージが強い「石油ストーブ(密閉型)」です。
評価は次のようになっています!
今から住宅を建てるときにこの暖房を選択する方はほとんどいない気もしますが、昔よく使われていた小さい煙突が付いているタイプですね。
こちらも燃料に灯油を使用しますが、先ほどの「開放型」と違う点は、煙突から室外に排気するので基本的に換気が必要ないことです。
しかし、煙突が汚れていたり、雪で塞がれているとかなり危険な状態になってしまうので注意が必要です。
また、暖まるのには時間がかかるので少し不便です。
まあ燃えている火が見えるので、個人的にはそこそこ好きです。
まとめ
今回は暖房8種類をランキングしました!
「暖かさ(快適性)」「暖房広さ」「ランニングコスト(暖房費)」「安全性」「手軽さ」「機器本体の価格」「その他」の観点から評価しましたが、地域や気候・製品・好みなどいろいろあ条件で異なる場合もあるので参考程度に考えて下さい。
大まかに分類すると、電気を熱源にしているエアコンなどと、灯油やガスなどを熱源としている(いわゆるストーブ)ものがあります。
安全で効率よく暖房できるのはやはりエアコンです。
北海道などの寒冷地では、以前はエアコンで暖房なんて考えられませんが、技術は進歩しています。
三菱電機の「ズバ暖」、パナソニックの「フル暖」、ダイキンの「スゴ暖」などの寒冷地向けのエアコンがあれば冬だけでなく、夏も快適に過ごせるようになります!
ぜひ検討してみて下さい!
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