皆さんはエアコンを最後に購入したのはいつですか?
最近の賃貸物件ではエアコンが最初から設置されていることがほとんどなので、意外と自分でエアコンを購入した経験は少ないのではないでしょうか。
引っ越しなどでいざエアコンを購入することになり、ヨドバシやビックカメラなどの量販店に足を運んだのはいいものの、「いろいろなメーカーの様々な種類のエアコンが販売されており選べない!」となってしまいます。
このページでは、ルームエアコンの代表的なメーカーであるダイキン・三菱電機・パナソニックの3社のエアコンの特徴について比較していきます!
エアコンメーカーは意外とたくさんある
日本で販売されているエアコンは家電・機械メーカーによって製造されています。
大手エアコンメーカーではダイキン・三菱電機・パナソニックといったメーカーが挙げられます。
この他には日立・東芝・シャープ・富士通ゼネラル・三菱重工などがあります。
また、近年ではアイリスオーヤマやハイセンスなどのメーカーが他メーカーよりも割安でエアコンを販売しています。
各社とも性能や省エネに力を入れており、様々な特色が見られます。
そのため、快適性、省エネ性、それとも安さを求めるのかによってどのメーカーが良いのかは異なってきます。
家電量販店に行っても色々なメーカーのありとあらゆるエアコンが販売されているので、自分にピッタリのエアコンを見つけるのはとても苦労します。
このページでは、これからエアコンの購入を考えている方向けに、各メーカーの販売しているルームエアコンの特徴を解説していきます!
今回はダイキン・三菱電機・パナソニックの3社に絞って解説していきたいと思います!
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各社のエアコンの特徴
それでは実際に大手エアコンメーカーが販売しているルームエアコンを見ていきましょう!
各社とも寒冷地向けのルームエアコンも製造していますが、今回は代表的な通常シリーズのみをまとめていきます。
ダイキン「うるさら」
ダイキンが販売しているルームエアコンのエース「うるさらシリーズ」です。
うるさらシリーズの主な機能は以下の通りです。(機種グレードによっては採用されていない機能もあります)
うるさらシリーズの大きな特徴は、「空気調和に特化していること」です。
一般的なエアコンの機能は「冷やす(除湿)」「暖める」ですが、このうるさらシリーズはなんと加湿機能を搭載しており、暖房運転時に気になる乾燥を抑制してくれます!
通常の加湿器であればタンクへの給水が必要ですが、うるさらシリーズは外気から取り込んだ水分を利用するため、給水が不要になります。
加湿量は以下の通りです。
他製品の加湿量を調べてみると、シャープのプラズマクラスター加湿空気清浄機:400ml、シャーププラズマクラスター加湿器:290ml程度なので、かなりの加湿量であることがわかります。
(外気条件によって加湿量が変わるので、口コミではあまり効果が実感できないとの意見もあります。)
能力[kW] | 推奨広さ | 加湿量[ml/h] |
9.0 | 29畳程度 | 1030 |
8.0~4.0 | 14〜26畳程度 | 950 |
4.0~3.6 | 12〜14畳程度 | 630 |
2.8 | 10畳程度 | 620 |
2.5 | 8畳程度 | 620 |
2.2 | 6畳程度 | 600 |
また、ダイキン製の空気清浄機にも搭載されているストリーマ技術が採用されています(一部機種)。
ストリーマはカビやアレル物質を抑え空気をキレイにするダイキン独自の技術です。
(シャープのプラズマクラスター、パナソニックのナノイーみたいなもの)
エアコンから吹き出す空気をきれいにしてくれるだけでなく、エアコン内部もストリーマによって清潔に保つことが可能です。
三菱電機「霧ヶ峰」
三菱電機はルームエアコンを「霧ヶ峰」というブランドで販売しています。
(霧ヶ峰とは長野県にある山の名前で、夏でも涼しい気候の場所です。)
霧ヶ峰シリーズの主な機能は以下の通りです。(機種グレードによっては採用されていない機能もあります)
霧ヶ峰シリーズの大きな特徴はセンサー機能が優れている点です。
高精度の赤外線センサーを搭載しており人や部屋の様子・温度などを測定することで、快適かつ省エネな空調を実現することができます。
また、最新機種ではバイタルセンサーを用いることで居住者の感情を推定し、それに応じた温度や風速の風を送ることが可能です。
センサーが居住者の眠気を感じ取ると、わざと不快に感じるような風を当て目を覚まさせることもできるようです。(なんだかすごい)
また、三菱電機の霧ヶ峰はお手入れがしやすいことも大きな特徴です。
「よごれんボディ」「はずせるボディ」など名前の通りですが、そもそも汚れが着きにくい素材であるほか、正面パネルを外してフィルターなどの清掃が簡単にできるように設計されています。
もちろん自動お掃除機能もありますが、やはり定期的人の手でメンテナンスしてあげることはとても大切です。
隅々まで手が届き、お手入れがしやすい構造であることはとてもありがたいことですね!
パナソニック「エオリア」
パナソニックはルームエアコンを「エオリア」というブランドで販売しています。
エオリアシリーズの主な機能は以下の通りです。(機種グレードによっては採用されていない機能もあります)
エオリアシリーズの大きな特徴は、アプリ連動機能が充実していることです。
エアコン本体を無線LAN接続することで、外出先からスマホアプリを使用して遠隔操作することができるのです。
設定温度の変更はもちろん、風向き・風量やタイマー設定など詳細な設定も簡単に行うことができるほか、エアコンの使用による電気代についても確認できるようです。
スマホのウィジェットから部屋の温湿度を確認できる機能や、本体内蔵センサーを利用した在室確認機能も搭載しているので、小さい子どもやペットがいるご家庭で大活躍です!
また、エオリア全シリーズに「ナノイーX」を搭載しています。
ナノイーXにはカビや花粉、ニオイなどを抑制する効果があるとされており、お部屋の空気を清潔に保つことが可能です。
さらにナノイーXの働きによりエアコン内部も清潔に保つことができるのもポイントです。
【参考】各社のエアコンの価格比較
各社、魅力的な機能を揃えていますが、実際に購入する際には価格も重要な判断基準となります。
ダイキン、三菱電機、パナソニックの6畳用機種の最上位機種と最廉価機種の価格を比較してみました。
(新モデル発売のタイミングによって値段が変動するので参考程度に、、、)
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どのメーカーのエアコンがおすすめなのか
ここまででダイキン・三菱電機・パナソニックの3社のエアコンの特徴を見てきましたが、実際に購入する際はどれを選べば良いのでしょうか。
個人のメーカーに対するイメージや好みがあると思いますが、個人的にはダイキンか三菱電機のエアコンを選べば失敗しないと考えています。
エアコンにどんな機能を求めるかによって、2社のうちのどちらを選択するべきなのかきまるかと思います。
加湿や換気など空気環境にこだわりたいなら「ダイキン」、ムーブアイの最先端の制御を体感したいなら「三菱電機」ですねぇ。
壊れにくくコスパの良いエアコンを買いたいという方には、三菱電機の最廉価グレード(GEシリーズ)の購入をおすすめします!
三菱電機のエアコン(特に最廉価グレードアップ)は低価格にも関わらず丈夫で、施工業社からの評判も高いようです。
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